アモバンの効能について
アモバンは脳のベンゾジアゼピン受容体に作用することで寝つきをよくする睡眠薬です。一般的には不眠症の治療に用いられたり、手術前や麻酔の前に寝つきがよくなるように麻酔前投薬として使われています。
たいてい成人の場合1回7.5rから10rを服用します。薬は寝る前の1回か麻酔する前の1回服用することになります。服用後約1時間後ぐらいに血中濃度が最大に達します。効き目としては世界で一番早い睡眠薬です。そのあと4時間ごとに半減していきますので、薬の作用時間は比較的短い長短時間型です。同じ型でポピュラーなのがハルシオンですが、効き目がハルシオンより現れやすく感じる人が多いようです。服用してから1時間後くらいが一番効いている時間ですので服用後すぐ布団に入り、横になりましょう。
アモバンは1回1錠と他の睡眠薬より少ないですが、これ以上の量を服用しても効果が上がらず、副作用がおきてしまいます。副作用としては記憶をなくしたりすることが多く、ふらつき、眠気、口が渇く、頭痛や吐き気などがあります。特に一番感じるのが苦味です。服用したあと数十分後から苦味を感じはじめ、翌朝まで続くことがあります。効果を確かで即効性があるのが最大のメリットでとても人気のある睡眠薬ですが苦味が苦手で服用を避ける人も多くいます。睡眠薬は特に人によって合う、合わないがあるので服用してみないと効果があるかどうかはわかりません。それぞれの症状にあった薬と出会うことが大切です。