サイレースの副作用
サイレースの副作用が報告されているのは全体の約6パーセントです。非常に安全な薬で副作用は医師の処方した容量通りに服用すれば問題ないのですが、人によっては効果が出すぎたり、作用時間が長くなったり、また持病や常用している薬の影響で副作用になる場合もあります。
重い副作用としては大量に長期間服用を続けることにより依存性になる恐れがあるので、医師の処方する容量を守り服用しましょう。精神障害疾患の場合、反対に興奮したり錯乱状態に陥ることがあります。呼吸が浅くなる場合があるので、喘息や気管支炎などの呼吸器系に問題がある場合は注意が必要です。また肝機能の数値が上昇するなどの肝機能障害や黄疸が見られることもあります。症状が現れたら即服用を中止します。筋肉痛や脱力感を感じる人もいます。また抗精神病薬を服用中で併用する場合、高熱や意識障害、異常な発汗などを引き起こす可能性があるので、医師に相談しながら併用するようにしなければいけません。また意識障害やうとうとしたり昏睡状態も確認されています。特に高齢者の場合は効果がですぎることで症状がでやすく、転倒などの恐れもあるので特に注意が必要です。一時的に記憶を失ったりもうろうとした状態が続くことがあるので服用後の車の運転などは避けるようにしましょう。
一般的にはサイレースの作用が目覚めたあとでも抜けていないために、ふらつきや眠気、頭痛めまいをかんじることがあります。また口が乾いたり、脱力感を感じることも。急に服用をやめてしまうと眠れなくなったり不安になったり、耳鳴りや不快感が現れるので、医師の指導のもと少しずつ減らす必要があります。解熱鎮痛剤のアスピリンと一緒に併用すると中枢神経抑制作用が強まり重い副作用が発症します。アメリカでは一般的にアスピリンを常用する人が多いことや犯罪目的に使用する人が大変多いので麻薬と同じ扱いをされていて持ち込むが禁止されています。