レンドルミンの副作用
レンドルミンは副作用が少ない睡眠導入剤として知られています。安全性が高く不眠症の治療薬として最初の段階で処方されることがよくあります。薬の作用時間が1時間から2時間ほどの短時間型であり効果がすぐあらわれますので、服用後はすぐに寝るようにしないと、薬を飲んでから寝るまでの記憶がなくなったり、頭がボーっとすることがあります。またこれらの症状は一過性前向性健忘やもうろう状態の初期症状の場合がありますので症状が出た段階で医師に相談しましょう。
また副作用としては倦怠感、めまい、ふらつきなどや、頭が重い、痛いなどの症状。またしっかりと眠れたのにもかかわらずまだ眠いこともあります。これは薬の作用が朝起きてからも残っていることもあると考えられます。眠気や注意力や集中力がさがったり、反射運動の低下などを引き起こす場合もあります。車の運転や危険を伴う作業、機械の操作などは避けるようにしなければいけません。
また服用後、全身がだるい、食欲が落ちるなどの症状、肌や目の白いところが黄色くなったりするのは肝機能障害や黄疸の初期症状の場合もあります。興奮や発疹もまれにおこることがあります。症状が現れたらとりあえず服用を中止しましょう。また飲酒などアルコールの摂取は薬の鎮静作用が強くなる恐れがありとても危険ですので絶対に避けましょう。また服用をやめるときは医師の指示どおりにします。急に飲むのをやめたり減らしたりすると、副作用として眠れなくなったり、不安になったりすることがあります。