睡眠薬の副作用に関して
睡眠薬も薬なので副作用はあります。作用の出方は個人差が大きい。また睡眠薬の種類のよっても副作用の出方が異なります。睡眠薬は安全であり、命の危険を脅かすほどの副作用は少ないですが、全く副作用がないわけではないのでどのような症状があるということを理解することが大切です。
効果が持続する長時間型の睡眠薬の場合、翌日に効果が持ち越されることがあり、眠気や倦怠感、頭が重いふらつきなどが現れます。高齢者は睡眠薬の効果が強くでて長引く傾向がありますのでふらつきや転倒に特に注意する必要があります。効果が短い超短時間型や短時間型の場合は服用してから眠るまでの間や途中目覚めたときに記憶がなくなるということがあります。
またよく心配されるのが長期間大量に飲み続ける習慣性の問題です。ある程度の量の睡眠薬を継続的に服用し続けた場合、急に服用をとててしまうと不眠や不安などの症状があらわれることがあります。また精神的に依存してしまって、睡眠薬の服用が習慣的になり、飲まないと不安で眠れなくなるという依存が多くなるのです。医師の処方する容量を守り、少しずつでも服用する量を減らしていく必要があります。
また、アルコールなど飲酒するときに睡眠薬を摂取すると作用が強くでてしまうことがあります。眠気やだるさが残る、記憶がなくなるなどの副作用が現れることがあるので気を付けましょう。また飲み方として寝る直前に服用することが大切です。また、いつも飲んでいる薬や持病のために副作用が出る場合もあります。